【レビュー】『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』を読んだ感想・学んだこと

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書評
[本の要点]
✔︎毎日お仕事、家事をして終わってしまう、そんな方多いと思います。
スマホでSNSを覗いてみると、海外旅行している人、パーリーな夜を過ごす人など目につきますが、それを見ると「私ってなんてつまらない人生を送っているんだろう」と悲観してしまうかもしれません。
「どうしたら私も幸せになれるのだろう?」実際に成功した人に話を聞き、研究したところ、実は幸せな人とそうでない人は大して違いがないことが分かりました。
ただひとつ大きな違いは『1日の中に、「最高のひととき」を作り出している』点。
「最高にひととき」の平均時間が2時間とのこと。
2時間の「最高のひととき」を作れると、それがまた次の成功に繋がります。
成功している人たちはその2時間を作る天才なのです。
✔︎たっち2時間の幸せを手に入れるためのステップは、
①「やらなくてもいいこと」をやめる
②「自分の感情を満たしてくれるもの」を知る
③充実感を得られる1日を過ごす
④未来のためにも時間を使う
⑤幸福感を意識して味わう
✔︎人生がつまらないと感じる人は、ただ幸せを味わっていないからなのかもしれません。
小さな成功を意識して喜びましょう。それが次の成功に繋がり、それが積み重なって大きな成功になります。
小さな成功をしたらそれを「よかったことリスト」として記録しましょう。
失敗するかもしれません。でも失敗するって挑戦している証拠ですよね。挑戦しなければ成功も失敗も生まれてきません。

 

 




著者について

【今井孝】
株式会社キャリッジウェイ・コンサルティング代表取締役。
マーケティングとマインドに関するさまざまな教材が累計3000本以上購入されるなど、3万人以上の起業家にノウハウや考え方を伝えてきた。著書「起業1年目の教科書」は5万部を超えるベストセラー、シリーズでは10万部を超えた。
株式会社ウェイウェイ代表。
スタートアップ支援や次世代リーダー開発に力を入れている。

詳しくは今井孝Official Webをご覧ください。

 

刺さった箇所7選

何者かになろうと苦しんだり、すぐに成功しようとするのではなく、そうやって充実した1年を楽しんで過ごしながら、一つひとつ「最高のひととき」を積み重ねていくことが、理想の人生を生きるコツなのです。

充実したいい1年とは、365日すべてが大きな達成感や、ものすごいイベントの連続というわけではありません。

 

いきなり成功するなんてできません。名だたる成功者はみな努力を積み重ねています。

 

某経営者はyoutube動画で「成功している経営者は何かしら、誰よりドブ板営業をしている。」と言っていました。

 

ジル
ジル

毎日少しでも何かを積み重ねる。それが積もって大きな成果に繋がる。

 

 

私たちが地球にいられる時間には限りがあります。日本人の平均寿命で言うと80年ちょっとです。普通に生活していると、これを忘れてしまいます。限りある大切な人生をダラダラと無為に過ごしてしまうのです。

「もし、あと10年しか生きられないとしたら、自分は何をするだろうか?」「もし、あと10年しか生きられないとしたら、これを本当に続けるだろうか?やめるだろうか?」

 

私は30代になって、人生って意外に短いのかも、と思うようになりました。

 

人生一度きり。無駄なことをする時間はありません。

 

普段当たり前と思っている行動、実は無駄だったりしませんか?

 

やりたいことがあるなら今すぐに一歩踏み出しましょう。

 

ジル
ジル

「自分が何をしたいのか分からない」って方は、残りの人生の年数を意識してみるとその中でできることの取捨選択ができ、やりたいことが視えてくるのかもしれません。

 

 

結局、何もしないで幸せに過ごすというのは幻想なのだと思います。本当に幸せになるためには、そんな輝かしい生活ではなく、「自分の最高」を見つけるしかありません。言葉を変えれば、「自分軸の成功」です。あなたが幸せになるためには、「本当に」あなたが欲しいものを見つけないといけないのです。

たしかに、私もお金持ちの人たちをうらやましく思ったことがあります。しかし、よく考えてみたらクルーザーには興味がないし、毎日高級レストランで食事をすれば飽きるし、高級車もプライベートジェットも必要もないということに気づきました。

 

人によって「最高のひととき」は違います。自分にとって何をしている時が「最高のひととき」なのか自己分析する必要があります。

 

お金がたくさん必要なこともあれば、大してお金がかからない、例えばアマプラで映画を観ることが「最高のひととき」な人もいるわけです。

 

ジル
ジル

私は全てをやり終えたあとにお酒を飲みながらゲームしたり動画見たりするのが「最高のひととき」になっています。

 

 

幸せになるためには、さまざまな感情を味わえるほうがいいわけです。できれば、1日の中でいろいろな感情を味わえることが理想です。このような幸せの種類はいくらでも細かく分類できますが、次のように大まかに3つに分類するのがわかりやすくていいと思います。
①達成感②ふれあい③リラックス

この3つの幸せのバランスを考えて、たった2時間の間の「最高のひととき」をつくることで、簡単に幸せな人生を手に入れることができます。

 

このパート読んでて面白かったです。「楽しいなあ」と感じたり、時間がいつの間にか経ってしまったりすることは3つのどれかに当てはまります。

 

そのバランスが大事。

 

ジル
ジル

どれかに偏るとどこか不幸せに感じるものなのです。

 

私が幸せだ、ご褒美だと思えることがどれに当てはまるかまとめてみてバランス取れているか検証したいと思います。

 

 

「幸せ」と間違えやすいものがあります。それが、一時的な快楽です。人間は「やることがなくて退屈」なとき、もっと大袈裟に言えば「人生がつまらない」と感じるときには、手っ取り早く「一時的な快楽」を得ようとしてしまいます。

一番いいのは「それをするのが好き」で、かつ「それをしている自分も好き」な行動に置き換えることです。

 

例えばスマホでゲームアプリをしている時。これは幸せではなく一時的な快楽でしょう。

 

幸せと一時的な快楽の見分け方は「それをしている自分を好きになれるかどうか」。

 

一度自分の好きなことをこのフィルターを通して見直してみたい。

 

 

目標が大きいと気が遠くなるというひともいるかもしれませんが、逆に言えば、「それだけ長く充実感を味わえる」と考えることもできます。そして、たとえ道半ばで人生が終わったとしても、目標があることで人生の最後の日まで充実して生きることができるのです。

あなたが、この10年で成し遂げたい1つのことは何でしょうか?10年費やしても「挑戦してよかった」と思えることがきっとあるはずです。

 

これすごくポジティブな考えでいいですよね。ただ簡単には見つからないでしょう。

 

ジル
ジル

自問自答してその答えを見つけたい!

 

 

ぜひ、1日を振り返ってみてください。仕事の達成以外にも、毎日1つか2つくらいはいいことが起こっていると思います。それを1か月記録し続ければ、30個から60個の「いいこと」が集まります。

 

これすごいやってみたいと思いました。最高にポジティブになれそうじゃないですか?

 

ジル
ジル

私は基本ネガティブ人間なのでパワーを集めたいですw

毎日小さなことでもよかったことを書いて1か月に1回振り返れば「俺ってこんなにいいことがあったんだな」と前向きな思考にさせてくれるはず。

 

 

3行ノート

①積み重ねることを決める
「何もなかった1年」は卒業しよう。
積み重ねたことを書き並べよう。
②自分にとっての「幸せ」を定義する
幸せの形はそれぞれ違う。自分にとっての幸せをこれまでの経験から考えてみる。
「一時的な快楽」と混同しないように。
③「よかったことリスト」を作る
小さなことでもいい。それが積み重なり大きな成果となる。

 

3行ノートとは?
私は本を読破するたびに「3行ノート」をとっています。
これは『メモで自分を動かす全技術 高田晃著』で紹介されていたもの。
本から学んで終わりではなく、実際に行動に移すためのノートです。
本から学んだことの中から3つだけ「これからやっていこう」と思った項目を厳選するだけ。
私はもう少し広いニュアンスで「本から学んだ、自分にとって特に大切なこと3選」みたいにして書いています。

 

《今回紹介した本の情報》
タイトル:いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才
著者:今井孝
定価:本体1,500円(税別)
出版社:すばる舎
目次:
第1章 充実した1日とは、たった2時間からつくられる
第2章 「やらなくてもいいこと」をやめて、素敵な時間を過ごす
第3章 「何が自分を満たしてくれるのか」を知る
第4章 毎日が幸せなスケジュールの立て方
第5章 小さな時間を積み重ねるだけで、大きな人生になる
第6章 人生を味わう

 

 

この本を読んだ方に併せてオススメしたい本

◎「凡人くんの人生革命」ヒトデ

『凡人くんの人生革命』のあらすじ紹介〜小さな革命から始めよう〜|書評
『凡人くんの人生革命』の書評記事になります。大きな革命ができるのは才能ある人です。ただし小さな革命ならば誰でもできます。今の生活をもう少し豊かにしたい、仕事とは別でスキルを身につけたい、そんな方に手にとって頂きたい。

大革命はいらない。小さな革命でいい。
本書は限りなく「凡人」の自分が、おそらく自分と同じく「凡人」であるあなたの人生をす押しでも豊かにするために書きました。

私がブログを始めるきっかけになったブロガー『ヒトデ』さんの著書。
趣味で始めたブログが副業となり、本業となった方で、小さな積み重ねの参考になるかと思います。
サロンも運営しているので興味のある方は見てみては?

 

◎「幸せへの4つの扉 自分に魔法をかける本」

『幸せの4つの扉 自分に魔法をかける本』レビュー・学び
[本の要点]✔︎よりよい人生のあゆみ、楽しく生きるコツは「ツキ」を引き寄せること。引き寄せるためには「プラス思考」であることが大切。悪い出来事にも感謝する。自分がツイていないと思ったら、ツイていそうな人を見つけて近づこう。ツキを分けてもらえ...

あなたのまわりで起こることには、すべて意味があります。存在しているものには、必ず役割があるのです。

「経営指導の神様」と呼ばれる『船井幸雄』さんの著書。
幸せになることがテーマで、「ツキ」の話とか少しスピリチュアルな内容も含まれています。
本の装丁が花柄で印象的。