ここ最近のテクノロジー進歩はすさまじい。
未来を予測するなどできなくなっています。
そんな世の中で我々がやるべきことはシンプルで、「いま」「ここ」で目の前の短期目標をひとつひとつクリアすること。
長期的な目標は必要ありません。
目の前のことに取り組む、それを死ぬまで永久にやり続ける。
持続的、永続的にやり続ける、すなわち「習慣にする」ということ。
「堀江貴文」さんがこれまで培った、パフォーマンスを最大化する習慣術が今回紹介する本に凝縮されています。
本の紹介
今回紹介する本は
『最大化の超習慣』堀江貴文著
になります。
著者について
堀江さんのイメージは
効率化の鬼
って感じ。
堀江さんは非常にたくさんの本を出しています。
重複している内容もあります。逆に言うと、すごく大事ってことですね!
数々の本で語られた習慣術のまとめ本みたいなイメージ。
印象的な箇所17選
『アクションを起こせず、燻っているあなた。ーアクションを起こしていないから燻っているわけで、正しいアクションさえ起こせば、必ず「なにか」が起きる。』
ここでいうアクションとは
「なにか」を変えようとする、意思と実行
のこと。
すごく単純なことだけど意外にやれないですよね。
なぜ行動に起こせないのか?
多くの人は根性がないからと、根性を理由に挙げますが、堀江さんは「習慣化できていないから」と指摘しています。
『あなたにって正しいアクションとはなんなのか?ー自分が夢中になれるものはなんなのか、それを問いかけることからすべてははじまる。』
一見、夢中になれることが仕事に繋がらなく見えるかもしれません。
しかし、ゲームが好きなら実況をして収益化するなど、形を変えれば仕事になり得ます。
一昔前なら考えられませんでした。
多様な稼ぎ方がありますので、好きなことを仕事にできないか一旦考えてもいいですね。
『試練やトラブルが降りかかるのは、あなたのアクションが確かな力感を帯びてきたことの証拠だから、気にする必要はない。』
何か新しいことをすると、必ずといっていいほど、普段の生活をしている上では起こり得なかったトラブルが発生します。
ここでつまづく人も多いはず。
アクションを習慣化して、たびたびやってくる試練やトラブルはその都度対処すればいいのです。
堀江さんはこれを「短期目標の明確な設定」と言っています。
少し内容とずれているかもですが、私は心配事をよく抱えてしまいます。これって試練やトラブルを恐れているんですよね。
したがって新しいことができないんです。
「その都度対処すればいいや」くらいの軽い気持ちでアクションするべきですね。
『あなたがやりたいことをやる。それは無茶でも無謀でもない。むしろ流動性の高まる現代において、堅実な生き方とさえ言える。』
あなたがやりたいことは常識的には後押ししてくれないようなことかもしれません。
周りからは否定的な意見も言われるかもしれません。
でもそんな常識はいらない。やりたいことをやろう!
やりたいことをやる(点を作る)。
それを続けること線となって、思わぬ成功へ繋がるかもしれませんよ。
『アクションの母数は多いほどよい、「点」の母数は多いほどよい、という単純な数の理屈だ。』
どんな成功者も失敗はしています。
ただしそういう人たちはアクションの母数が桁違いなので、失敗の数も多いですが、その分成功の数も多くなるっていう仕組み。
やりたいことはどんどんやって、母数を増やしたほうがいいってことですね。
失敗・挫折も増えますが、それも経験になります。恐れずに始めよう!
『あなたを最大化するのは、他者の力にほかならない。いま目のまえのそのひとは、あなたにないものを持っている。』
ひとりでやれることには限界があります。
適材適所で、任せたり仲間として一緒に仕事をするのが一番いいです。
私は人に任せることが苦手です。
ひとりでやっちゃった方が楽だなと思ってしまうんです。
効率悪いんだろうなあとは分かっています。分かっているのですが、楽な方に走ってしまうんですよね。
『オリジナリティを追っても意味はない。ーあなたのまわりをよくよく見渡してほしい。あなたの好みの、すでに成功しているモデルがあるはずだ。それをまず真似するのである。』
世を出た数々の革命的なテクノロジーやアイデア。
それらは意外と「元々あったものの組み合わせ」であったりします。
FacebookやiPhoneもそれ。
堀江さんは数々の事業を起こしていますが、元々あるモデルをマイナーチェンジしていると語っています。
組み合わせのアイデアを出すには、常にアンテナを張る必要があると思います。
堀江さんの本で時折書かれている「情報のシャワーを浴びている」からこそ発想が出てくるのでしょうね。
『所有欲こそが目を曇らせるノイズの最たるものだ。』
ものを捨てると情報に対する感度が上がるとのこと。
私は昔、ものをたくさん持つ気質で、部屋にはかなりものが溢れています。
ミニマリストが最終形態ですかね。
少しづつものを減らしていこうと思います。
『ひとと会う習慣、楽しく飲み食いする習慣。それもアイデアを手にするための大切な作法なのである。』
情報はネットでも調べられますが、その場合、どうしても偏りが出てきます。
興味がある情報ばかり調べてしまうからです。
自分とは違うことに詳しい人と話すと、普段調べないような情報が手に入ります。
できるだけ自分と違うカラーの人間がいい。
私が少し人間不信気味なのであまり人と話すのは得意ではありません。人間関係で傷つきたくないからです。
勇気出して集まりに顔を出そうと思えました。
『あれもこれもと物欲に走らなければ、生活費はいくらでも縮減できる。浮いたぶんはすべてすべて自己投資にまわす。』
時間やお金など、自分のリソースをムダなことに注ぎ込まないようにしよう。
青汁王子こと「三崎優太」さんが本で語った「生き金」「死に金」の話にも繋がると思いました。
『スマホで「すきま時間」を埋める』
堀江さんはいつもこれを言っています。
すきま時間はいろんな瞬間に生まれます。例えば電車通勤時間。
その時間を情報収集に使いましょう。
堀江さんはすきま時間にスマホで仕事をしています。
『「去った時間」は二度と味わえない。しかしあなたがまだ手をつけていない「来たる時間」は違う。いくらでも命を吹き込むことができる。』
お金持ちの人は時間をとても大事にしています。
お金持ちがプライベートジェットで移動するのは贅沢をするためではなく、少しでも時短をするため。
堀江さんは「来たる時間」を最大パフォーマンスで過ごしています。
『過去にとらわれるべきではないし、先々のことを心配してもしかたない。肝心なのはいまだ。今日の1日だ。ぼくらにできるのは積み重ねだ。』
禅の世界に「一息に生きる」という言葉があります。意味はほとんど同じ。
未来への心配事、心配事の先取りを最近よくしていてメンタルがやられている私には良く効きます。
積み重ねる上で邪魔になるのが「悪いストレス」。
悪いストレス…ネガティブな感情に押し込めるストレス
社会人にとって、悪いストレスをもらう一番の要因は「対人関係」です。
堀江さんは、悪いストレスをもらう人間関係はバッサリ捨てようと語っています。
私は完璧まではいきませんが、ストレスを感じたり「自分時間」が削られる人間関係は減らしています。
『ぼくは1日のスケジュールをぜんぶ埋める。自分の胸が躍る事柄でスケジュールを埋め尽くす。』
先ほどお話しした、過去のことを悔やんだり、どうなるか分からない未来のことを勝手に心配するのは「心の隙」がある人間に起こるとのこと。
堀江さんは他の著書で「暇=悪」とまで語っていました。
暇だから余計なことを考えてしまうのです。
確かに、私は常に心配事を抱えてしまうタイプですが、忙しい時は心配事を忘れられます。
『ぼくは何事であっても諦めるのは嫌いだ。でもある種の諦観は持って生きている。この世は諸行無常。そう受け入れている。』
過去未来に抗うとストレスが生まれます。
どんな辛いことがあっても「いま」を生きよう。
『アイデアが求められる仕事にしろ、デスクワークにしろ、体力なくしてパフォーマンスは上がらない。』
経営者って体づくりしている人けっこういます。
YouTubeの「経営者の1日に密着」みたいな動画ちょいちょい見ますが、ジム行ってる人多いです。
私も週2で筋トレもしますし、ほぼ毎日ウォーキング・ランニングもしています。
セロトニンも分泌するので一石二鳥!
『感染症にはワクチンもあるし、自己免疫でも治る。だが糖尿病はいったん発症したら生涯治らない。』
これ純粋に知らなかったです。
糖尿病なんて気にせずに、好き勝手に食事を摂っていますw
いい歳になってきたので気にした方がいいですね。
本書から学んだ3つのこと(3行ノート)