「お金持ちになりたい」
誰もが一度は思ったことありますよね?
お金持ちになるには何が必要なのでしょうか?軍資金?スキル?人脈?
いずれも必要ありません。必要なのは
行動
です。
実践する、これが大事だけどやれない人が多い。
今回紹介する本の著者は「青汁王子」こと三崎優太さん。
今回紹介する本では
稼ぐためのモチベーション
お金の哲学
タイムマネジメント
の3つの成功法則をもとにして語ります。
ビジネスを始めてずっと右肩上がりに進むことはそうそうありません。いくつもの障害があることでしょう。
その中でいかにビジネスを続けるモチベーションを保つか、三崎さんの実体験も添えながら語られています。
稼ぐ上で、お金を無下にしてはいけません。お金と真剣に向き合う必要があります。
怠るとお金に嫌われてしまいます。
お金を稼ぐ上で時間はとても大事。
いかに時間効率よく稼ぐか。お金持ちは時間の使い方が上手です。
本の紹介
今回紹介する本は
『時を稼ぐ男』三崎優太著
になります。
著者について
三崎さんのイメージは
青汁事業で運良く成功した人
と思っている人が多いのでは?
しかし実はその前にアフィリエイト事業の会社「株式会社メディアハーツ」を設立しています。
メディアハーツで学んだノウハウが青汁事業に繋がっています。(本書に詳しく書かれています)
印象的な箇所17選
『起業をする際に私が最も重要だと思っていることがあります。それは「ビジネスは市場という領土の奪い合い」という考え方です。』
これめちゃくちゃ分かりやすい例えで感動しました。
営業職や、アフィリエイトにも同じことが言えますよね。
領土の規模、戦う相手の強さなどのリサーチが重要ってことですね!
『後発組には、先行企業が提供している商品やサービスをじっくりと比較検討し、彼らがそれまでコツコツと築いてきたノウハウをごっそり見習える大きなメリットがあります。』
この考え方大事ですよね。先行して活躍している競合を徹底的に調査する、必須です。
三崎さんが青汁市場に参入した時、すでに青汁は世に広まっていました。つまり後発組。
その中で競合の細かいデータまでも徹底的に調査して、自分たちだから作れる差別化ポイントを探して青汁事業の「領土」を獲りにいったのです。
『どれだけマイナスのことが起きても、絶対に揺り戻しの時がやってきます。マイナスの出来事は、未来へのエネルギーでしかありません。いつだって、ピンチはチャンスでしかないのです。』
本書でも書かれていますが、三崎さんは事業規模を大きくするにつれて、役員の裏切り、共に仕事をしていた友人との温度差などに悩まされます。
常人では押しつぶされそうな状況の中でも三崎さんはいつか巡ってくるチャンスを待ち続け、それが功を奏したってわけですね。
『恥ずかしさやみっともなさをすべてかなぐり捨てて、世間の人たちの目を引くような奇抜なことをする必要があったのです。』
読者の皆さん、「青汁劇場」はご存知でしょうか?
脱税容疑で逮捕されて、イメージが地の底に落ちた後に三崎さんが仕掛けたSNS戦略。
その転落劇を逆に見せつけるという、劇薬とも思える作戦です。
三崎さんはこれで3、4ヶ月でフォロワーを30倍に増やしたとのこと。
これができる人はなかなかいませんよ。私はまずできません。
「アンチ」を増やして悪い意味で目立つ作戦。
しかし面白いのが、フォロワーが増えていく中で、三崎さんに味方する人が増えていったこと。(「アンチ」は相対的に減ったらしい)
『私は今、ピンチが訪れるたびに「このあとにはどんなチャンスが待ち受けているんだろう」と考えてワクワクします。』
マイナスの時期は、プラスの時期に転じる前の助走段階のようなものだということ。
ピンチが訪れた時、この考え方を思い出して頑張ろうと思いました。
『実際にお金持ちになってみると、誰の身にもこのような現実が訪れます。つまり、「お金持ち=幸せ」という等式は成り立たないのです。』
これけっこう聞きます。
最初のうちはあれを買ったり、これを買ったりと、好きなものを好きなだけ買い漁り、満足感を得られますが、欲しいものがなくなると一気に悲壮感に駆られるとのこと。
とはいえ「とりあえずお金持ちになりたい!」人が多いでしょう。(私も
そのひとりです)
とりあえずそれを目標にして、達成したら別の目標設定をするのが大事だと思います。
『ゴールはなんでも構いません。夢や希望、ビジョンを抱くことができれば、すぐに幸福感は手に入ります。大切なのは、お金では買えないモノやコトに目を向けて、それを追い求める姿勢なのです。』
お金がなくとも、今すぐ「幸せ」を感じることができる方法とのこと。
ゴール設定が大事です。「お金持ちになる」を目標にすると、お金持ちになった後目標がなくなってそこで燃え尽きてしまいそう。
常にゴールを更新して追い求めよう!
『お金には「死に金」と「生き金」があります。』
死に金…使っても何も残らないお金。キャバクラなんかで使うお金。
生き金…自分や周りの人たちに何かを確実に残すために使うお金。
三崎さんは「非日常体験」に使うらしいです。知見が広がったりおもわぬアイデアが出たりするとのこと。
情報を全て覚える必要はなく、ニュースアプリやSNSをざっと目を通すだけ。
私最近遠出していないので、この機会に近場でもいいから1泊くらいして見るのもアリかも。
『老化を少しでも遅らせることができるのなら、私はこれからもそれにお金を費やしていくつもりです。若さや将来の時間には、それまでの価値があるのです。』
お金持ちも我々庶民と同じように歳をとります。
病気になったりすると自分の時間を治療に費やすことになります。
健康は、限られた人生を有効活用するために大切なことです!
『お金を雑に扱う人は、お金から嫌われる』
「このお金を使うことで、自分にはどのようなリターンがあるのだろうか?」お金を使うときは、このように意識的に自分に問いかけてみることが大切です。
必要のない出費をしていませんか?私はけっこうしていますw
お金を大切にする気持ちが薄れるだけでなく、お金の方も逃げていきます。
お金がないって言っている人に限ってタンスの隙間なんかに小銭が落ちていたりなんてありますよね。
お金を大切にする一歩として三崎さんは「お札を財布にしまうときに券種と裏表をしっかりとそろえ、券面の人物の顔が財布の奥に入るようにすること」をしているみたいです。
『「知名度」というのはそれ自体がブランドなのです。』
ブランド品は、交渉ごとの際に相手にインパクトを与え、交渉を有利に進められるメリットがあります。
一方、過度にブランド物を纏うと、逆に胡散臭くなります。
「知名度」も相手にインパクトを与えて有利に交渉を進められることがある意味では同じ。
三崎さんはブランド物を纏っていましたが知名度が上がってきて必要なくなったみたい。
知名度を上げるべく頑張ろう!
『成功を手にしたいのであれば、転がり込んできたチャンスにはどんなことがあっても全力で食らいついていく貪欲さが必要です。』
律儀な日本人には少し難しいかもしれないですね。
私は就活時代にありました。面接日と大学の研究日が被ってしまい、まさかの研究優先したのはいい思い出。
今思うと訳がわかりませんw
面接ずらしてもらいましたが、当日問い詰められましたww
『全ての人に与えられている1日の長さは24時間しかありません。この中で差をつけるには、この24時間をいかに効率的に使うかを考えていくことが重要になります。』
そうなんですよね。成功者と時間的には条件は同じなんです。
成功者は時間をとても大事にしています。
お金持ちになるとプライベートジェットを使う人もいますが、あれは贅沢するためではなく、少しでも時間を有効活用するためなんですね。
お金がないってい言っている人ほど時間を疎かにしているとと思います。隙間時間にぼーっとSNSを見たりゲームしたり…
『日常の些細な出来事があっても、何かを感じたらそれを見過ごさずに、少しだけでいいので深掘りしてみてください。』
常日頃から先行投資をしていると、ふと転機が訪れることがある
ただそれは気づきにくいものかもしれません。
些細なことでも「あれ?いつもと違うな…」など違和感を感じたら少し深掘りしてみると意外な成果につながるかも?
三崎さんは、ふと寄ったパチンコ屋で16万円手に入れて、それでパソコンを買ってアフィリエイトを始めるきっかけになったとのこと。
人生わからないものですね。
『パチンコで負けることで、その次に待ち構えるパチンコ以外の大きな勝負で結果を出すという”願掛け”をしているつもりなのです。』
今でも三崎さんがパチンコしているのは意外すぎました。
「パチンコで負ける=小さなピンチ」と位置付けて、その後巡ってくるチャンスを掴む狙いです。
『ひとつの商品やサービスに依存していると、淘汰されてしまう確率はどうしても高まります。そうではなく、マーケティングを軸にして、売れる商品やサービスは何か、それをどう売るのかについて真剣に考えていくべきです。』
モノやサービスを売ろうと考えていると、まず「なにを売ろうかな」と考えがち。
それで考えられたとしてもずっと売れ続けるわけではなく、今後上位互換のような商品も他者から登場するでしょう。
モノサービスに頼っているとそんな臨機応変に対応できません。しかしマーケティングを軸にしていると、それに沿ったモノサービスを考えればいいのですから、柔軟性が上がります。
『「競合他社が真似てくるんだったら、いっそのこと、それらの会社をすべて買収し、自社製品として仕舞えばいいじゃないか!」我ながら、いいアイデアだと思いました。』
「すっきりフルーツ青汁」が大ヒットになってから乱立した類似商品問題の解決法。
ぶっちゃけお金があるからこそできる戦略ですが、仮に自分が三崎さんの立場だとして、その戦略が思いつけるかは怪しいです。
本書から学んだ3つのこと(3行ノート)